映画ロケ地のコーディネート(福井・小浜市)
ハリウッド映画チームが、福井・小浜へ。
食と歴史のまちを舞台にしたロケーション撮影が実現しました。

福井県小浜市を舞台に、ハリウッドの制作チームによる映画撮影が行われました。
構想からおよそ1年半。
私は“ロケ地”と“食”のコーディネートを担当させていただきました。
主役のEd McLaren、数々のハリウッド作品を手がける監督Andrew、
(彼はブラッド・ピット出演作にも関わる人物です)
LAを拠点に活躍する俳優やスタッフ、そして日本の撮影クルー。
国境を越えて一丸となった、情熱あふれるチームでした。
撮影の舞台となったのは──
■北前船の時代から食と歴史を受け継ぐ「護松園」
■曹洞宗 天文元年(1532年)創建の「松福寺」
■大同元年(806年)創建、福井県唯一の国宝「明通寺」
■旧茶屋町「三丁町」や、漁村「阿納」の海岸線
■「夕雅と旬彩の宿 せくみ屋」の貴賓室
小浜に息づく文化と暮らしが、
そのまま映画の世界観に重なり合うロケーションでした。
監督アンドリューは、撮影後にこう語ってくれました。
「正直、映画制作は苦労の連続です。
ハリウッドのセットでさえ大変なのに、
400年以上の歴史をもつ実在の場所で撮影できる機会は滅多にありません。
でも、小浜でそれが実現したのは、カオリのおかげです。心から感謝します。」
本プロジェクトでは、撮影候補地の選定から文化背景のリサーチ、
地元料理人との調整や、食の監修までを担当しました。
お世話になった小浜市の皆さま、そして撮影に関わってくださった全ての方々に、
心より感謝申し上げます。
生まれ育った小浜の魅力を、これからも世界へと伝えていきたいと思います。
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